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土地家屋調査士の仕事・・2

隣地者との立ち合い

土地家屋調査士のもう一つの重要な仕事としましては、土地境界の立ち合いがあります。土地が隣地と接触している箇所で隣地者との確認をしてもらい、境界杭を入れてもらいます。また、道路も接道しているので、関係各所(国道、県道、市道、私道により担当各所が違います)に確認して頂く作業があります。この立会いは、相手側の都合もあるので日時の調整が難しく、時間が掛かります。土地の地主さんに変わって代理で土地家屋調査士が立ち会う訳で、売主さん自ら、立ち会う訳ではありません。隣地が空き家だったり、空き地だったりするとその土地の地主さんを見つける事が困難な時もありますので、このような時は時間が掛かります。

越境物の立ち合い

土地家屋調査士は、隣地との間にお互いの物が越境しているかどうかの確認もします。よくあるのが、外壁や雨樋、屋根または樹木等が越境している場合です。簡単に動かせる物(物置、樹木等)は動かせてもらえますが、そうでない物は、建て直す時や解体する時に、越境を解消して頂く旨の書面を交わして頂きます。この書面が無い場合は、売却出来ない事もありますので、意外と重要な事になります。このように、越境の確認の立ち合いや書面交付も大事な仕事になります。

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