不動産譲渡税
不動産を売却した時に払う税金
厳密にいえば、不動産を売却して、儲かった分は税金を納めましょうという税金です。損をしたなら払わなくても良いのです。この儲かったとか損をしたとかをどのように計算するのかが、あまり皆さんが分からない部分かもしれません。
一番重要な事は取得費用
売却する不動産を買った時の取得費用が、譲渡税を支払う時に控除できるからです。例えば、3000万円で購入した不動産が3500万円で売却出来ましたら、この3000万円が控除できるのです。これが2000万円で売却出来ましたら、3000万円が控除でき、差額がマイナスの為、税金が発生しないと言う訳です。いろいろと細かい計算はありますが、単純に言うとこんな流れになります。ただ、その年に必ず、確定申告をしないといけません。これを忘れる方が多いのです。売却時の経費(測量費、登記費用、仲介手数料等)も控除できるので、軽減できる事は積極的にしたいものです。
所得費用が分からない時は
古い不動産の場合や相続で不動産を得た時は、この取得費用が分からない時が多いです。どこを探しても何十年も前の契約書類や領収書を保管している方が無理があります。この場合は、売却価格の5%が取得費用として、認められます。この場合は、かなりの譲渡税が掛かります。
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