相続した不動産を放置した結果・・・
余計な出費
弊社は、相続不動産のご相談が多数を占めますが、目先の利益に走ったために、大変、損をしてしまった話をします。何年も放置されていた誰も住んでいない実家をご子息の方が何人かで相続されました。その中のお一人とは、同じ兄弟でもほとんど会話がない付き合いがない関係でしたので、この実家を売却したいと思っているご子息の方が困っていました。そので弊社にご相談があり、相続人のご子息さん全員が売却する事に賛成かどうかの意見を聞いて下さいと言いました。その中で上記の様な関係である方がお一人いるので、話が出来ないと言われました。このまま売却出来なかったら後の方は困ると言われたので、弊社の提携している弁護士に相談する事になりました(弊社相談料無料)。その後、他の相続人のご子息さん達と相談をすると言う事で、また放置期間が出来ました。(弊社に相談に来てから5年)
残念な結果に
この五年間の間に、この方は早く売りたいと願っていたので、反対をしているのかどうなのかも分からないけど、話をしたくない方に弁護士を入れて話をして下さいとかアドバイスをしても、そのまま放置したままでした。その結果、大きな空き家、空き地だった為に、草木が伸び放題で、隣近所に越境をして、電線まで持たれかかっていました。いつの間にかゴミも捨てられ、周りに溢れる状態になってしまいました。その間に、弊社も何回も提案しました。草木もゴミも酷くなる前に処分しましょうと。けど売却出来ないと持ち出しは出来ないからと拒否をしていました。
隣近所の方の苦情と電気会社のから苦情で
ここで初めて、疎遠であるご子息さんに弁護士から話をしてもらい、何とすんなり売却する事で纏まりました。結局、樹木の伐採やゴミの処分費用の相当分が無駄な費用となり、皆さんの取り分がかなり目減りしました。それに近隣住民に迷惑を掛けて、気持ちよく売却とは行きませんでした。
教訓
相続人達への意思確認を嫌がる方が以外に多いのです。親、兄弟の身内でも、だからこそ言いにくい要素があるみたいです。気の優しい相続人さんが、一人で税金を払っていたり、雑草の手入れをしたりして、気を使ってらっしゃる姿をよく見かけます。全国には、ほったらかしの相続不動産が数多くあります。その中でも気を揉んでらっしゃる相続人さんもいるのです。弊社はそんな方の心強い味方です。是非、ご相談してください。
前の記事へ
« 買った時よりも高く売れますって本当?次の記事へ
売却してもそのまま住める。リースバックについて »