地盤について

最近、発表された住宅ローンを借る際に、土砂災害警戒区域はローンが通らないと各金融機関が出しました。あまりにも毎年、災害が多いからなんでしょうね。名古屋市内でこの土砂災害警戒地域は、各区であります。名古屋市のHPで見れますが、広い範囲では無いです。どうしても傾斜地とか丘の地域ですと、宅地造成地域になり、擁壁をしないと家が建てられません。昔に建てた家（中古住宅）を買う時には、充分注意をして買わなければなりませんが、この擁壁がしっかりしていないと家自体が危険になりますし、また、崩れて他人の敷地に迷惑が掛かるようでは心配になります。また、地域も良く生活環境が良くても、地盤が軟弱な地域は相場も安くなりますし、家を建てるのに地盤強化で思わずの出費で当初の計画よりも、予算オーバーで理想の家が建てられなくなったり、注文住宅を諦めなくてはならなくなったりする事が稀にあります。今はネットに地盤情報が載っていますので、参考にするのも良いと思います。

地盤の強度よりも大変なのが、解体工事で地盤整備を少しやりますが、昔は家を建て直すときに、解体処分場が無かった為に、土地の下に瓦礫等を埋め立てて、家を建て直した事例がある為に、少し掘り起こすとその名残がある土地も多々あります。この処理の方がお金が掛かるかもしれません。