相続される方は誰?
相続人とは
一般に相続人はどなたですか?って聞きますと、ご両親がいて、子供2人の家庭の場合ですと、まずお父さんが亡くなりましたとなります。そうするとお母さんが二分の一、お子さんが四分の一づつになります。相続する場合、これを証明しなければなりません。本当にこの3人で、また誰か他にいないのかと。もしかしたら、お父さんに連れ子がいるかもしれませんと考えるのです。それを調べる仕事が司法書士になります。
相続における司法書士の仕事
上記のような場合、お父さんの出生から死亡までの戸籍の動きを調べたり、住所を追って何処でどのような事があったのかを調べます。これは不動産における相続登記をする時に必要で、ご自身でも出来ますが、大変な苦労です。生まれて死ぬまでこの方、一歩もここから出たことが無いとはっきり言える人は良いかもしれませんがそれにしても集める資料が大変ですし、相続人達が多数の場合は、他人の専門家に任せた方が皆さん、安心する事でしょう。また、司法書士の大きな仕事としまして、相続人達が円満に話し合えた結果を、後々、揉め事にならない様に文章に定める行為を、遺産分割協議書と言います。この書式を作って、署名押印を貰って頂く仕事です。これが無いと、相続登記や金融機関の被相続人の情報開示要求が出来ません。
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